ジャガイモの逞(たくま)しさ
〈2029〉
https://sayamahills.com/2029/
4月22日、ジャガイモの発芽を確認しました。早く出てきたジャガイモ(男爵)を褒めるような頼もしい気分だったのですが、発芽の様子をマクロレンズで写してみたら、、、作物の生き様のそれぞれの事情が垣間見れ、少し同情の気持ちが芽生えました。
2020.4.22 genki na ko (iPhone8 & Pentax K-1 + SMC PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited)
yoshiaki.toma
立派に育っていれば安心です。
同時期に作付けしたのに大きさに差があります。植え込みの深さや種芋の状態が様々ですから仕方ないのですが。
でも良く良く出始めを観察してみると、
なにか感じることがありませんか?
どこから芽を出すか、作物は生きるための「賭け」をしてるように思えるのです。植物は芽を出す場所を選べません。賭けを引いているのはこの畑の主人です!
残念なことに、作物にはあんまり選択権がありません。ここじゃあ肩の荷が余りに重過ぎます!たまには外れくじも引いてしまい、出たとこ勝負です。
殻を割って生まれる雛鳥なら、この気持ち分かるでしょう。
更に出てきたら、見知らぬ植物と隣り合わせという事もあります。
これは抜いてあげましょう!
芽が出るときのドラマチックな試練。じつはこの感情、Macroマクロレンズを通して写した画像で見付けました。前後をぼかし、被写体周辺をクローズアップ出来るので面白い発見が出来ました。ジャガイモたちにとって試練はまだまだ続きます。
https://sayamahills.com/2029/