十六夜の月
〈2040〉
https://sayamahills.com/2040/
5月の満月が7日(月齢14.4)、8日(月齢15.4)。これは正午の月齢表示です。新月から新月までは大体、29-30日ですし、月の観察時間が当日の夜だと考えると5月の満月はほぼジャスト!翌日も早い時間なら数字の上では十分「満月」の風格ありです。
2020.5.7 hanasaku koro no tuki (Pentax K-1 + PENTAX 100SDUF)
yoshiaki.toma
月の撮影はPENTAX100SDUF、写真撮影に特化した望遠鏡で行っています。撮影は一枚の画像を得るのに20-30枚撮影し合成したあと、階層(ウェブレット)処理しています。
小さな画像だと、実は差を読み取ることは出来ませんが拡大すると効果は抜群です! これは7日の満月(フラワームーン)です。
8日の満月を、日本では十六夜と呼びます。「じゅうろくや」と読みましたか、「いざよい」と読みましたか?
7日の月の出18時19分、8日の月の出19時32分です。十五夜は「まんげつ」、翌日の月ですから「じゅうろくや」です。この月は前日から1時間13分遅れて昇ってきます。これを「月がためらいながら」昇って来ると見立てて「いさよう月」「いざよいの月」と呼びます。さらに翌日は「立待ちの月」、翌々日を「居待ち月」、「寝待ち月」と続きます。私の場合、月の出19時32分に対して建物から月は40分遅れで顔を出したので、「夕食中の月」となりました。
この撮影中、半円の月暈が出ていました。
月齢14.4と、月齢15.4の月。月の北西部(右上)を拡大すると欠け際のクレーターの見え具合に差が有ることが分かります。
https://sayamahills.com/2040/