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北天と南天の国際宇宙ステーション

〈2055〉

6月2日、4日のISSの飛行を記録しました。ほぼ90分で地球を一周するISSが日本上空にいて、夕方か明け方などの暗い時間に、まだ400キロ上空を通過するISSには太陽光が当たっている条件で観察可能です。昼間なら太陽面をクロスするとき確認できます。

北天と南天の国際宇宙ステーション

2020.6.2 hokuten hikouki to X (Pentax K-1 & KP)

yoshiaki.toma

Image 魚眼レンズだと、もう一台のカメラまで写し込んでしまいます!

Image Image 月に月面Xという名で親しまれるクレーターがありますが、これは夜空のXです。航空機の飛行が新型コロナ肺炎の緊急事態で減っているので案外珍しい遭遇です。(時間差はありますが!)

Image 6月上旬、日本上空のISS飛行観察は好条件が続くのですが、空は天気悪化の知らせが出ています。ハロ、暈です。

Image 6月4日、今度は南天を通過していきました。

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Image アストロアーツ・ステラナビゲーターで夜空を再現してみました。ISSは月に向かっていくように見えました。 Corvus からす座はとても好きな星座です。小ぶりで目立たず、しかし覚えると、この「いびつな四角形」は心に残ります。初めて天文雑誌の写真コンクールに応募したのが、からす座でした。50年以上前だなんて。星の並びが同じなので最近のことのようです。

そのころ当然ISSなんて計画も生まれてなく、地上から観察できる衛星と言えば直径30-40メートルのバルーン型通信衛星、エコー1号2号でした。史上最も多くの人に観察された人工衛星とも言われていました。1960年代終了と共に軌道から落下。そして現代の象徴はISSです。史上最も多くの人に写された宇宙ステーションなのは間違いないですね!

https://sayamahills.com/2055/