待望のネオワイズ彗星が確認出来るかも知れない日が、やっと来ました。7月19日は太陽が出て、空が青いことにも気付きましたし、この日の予定、共同墓地の地域清掃、トトロのふるさと基金財団の会議、町内会畑の作業がみんな計画通り実施出来ました。残るはネオワイズ彗星の観察です。
2020.7.19 hokusei nara kokoda! (Pentax K-1 + SMC PENTAX-FA 1:2 35mm AL)
yoshiaki.toma
観望場所は狭山湖堤防に決めました。20時頃、すでに先着の観察者が沢山いました。
レンズはほとんど同じ方向を向いています。20時29分、57分、高いところに薄い乱層雲が広がっていて星は確認できません。
彗星の位置はしばらくの間、北斗七星が目印になります。小さな画面では確認できないでしょうが、北斗七星の位置をプロットしました。（目立つはずの北斗七星もこんな具合です。）
彗星はこの辺りです。実はこのショットは現地に着いた直後のテスト画像です。20時22分撮影。
実はこのテスト画像のみにネオワイズ彗星が写っていました。
小さな雲の上です！ほぼ狙ったカメラアングルの中央です。上に向かって僅かな尾が見えます。
念のために表示を入れました。C/2020 F3 はネオワイズ彗星の標識名です。ネオワイズは人名ではありません。発見したアメリカの天文衛星の名称です。
観察中、上空に面白い雲が出ていました。
最初の画像は iPhone8 で写し、次の2枚はPentax K-1 で写しています。万能なスマホのカメラですが、光量不足のときは写真専用機の諧調やノイズレスは際立ちます。乱層雲の下の低いところに積雲があり、その雲の水滴と街の光が起こした回析現象でしょうか。なんだか「アルビレオ二重星」みたいな色合いの連れ添った雲です。
ネオワイズ彗星は「おや？これかな。」という感の出会いでした。帰りに写した雲の方に美しさの軍配があがります。これはリベンジですね！
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