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ウンモンスズメ幼虫の脚

〈2097〉

この画像で幼虫の体型がわかります。前半分がフレキシブルによく動いて、葉を探しムシャムシャ食べます。後ろはタンクローリーのタンクみたいに、食べた葉を貯め込み膨らみ、がっちり固定されているように見えます。

ウンモンスズメ幼虫の脚

2020.7.22 okashi na taikei (Ricoh GRDⅣ)

yoshiaki.toma

Image Image 赤丸の脚が昆虫の特徴である6脚です。この6脚は今後の変態でも進化を続けます。後ろの青丸には10脚あります。これは詳しく言えば「腹脚(ふくきゃく)」と言うそうです。成虫になる変態で「消える」と遺伝子の設計図に書いてあります。

Image Image Image 腹脚を観察しました。

Image Image Image たくさん爪の付いた「指なし手袋」みたいな脚が、枝や葉を挟む構造です。吸盤みたいなつくりに成っているかも知れません。

Image 小枝なら、がっちり指を絡めるように棘(とげ)が組み、屋外での強風でも外れそうにないです。たとえば私が飼育箱を取り替えるとき、移動のために引っ張っても外れません。えーと、外れなかったのです!ちぎれました!!だから5匹が4匹になりました。ごめんなさい。

Image 10脚の腹脚で体を固定し、前の脚で葉へ導きます。

Image 4匹から3匹へは、成長できず脱落したものがありました。3匹は元気です。がっちり腹脚で体の貯蔵部分を固定し、体の前部や頭部を自由に動かして食べ食べ食べ食べ、出し出し出し出しして成長しています!

https://sayamahills.com/2097/