荒幡富士、雲と花
〈2138〉
https://sayamahills.com/2138/
9月11日、この日も夕方積乱雲が発達しました。しっかり見ようと荒幡富士に登ったのですが、雲の下部は雑木林のアングルジャックで、見事隠されていました!
2020.9.11 yongoume no sinboru (Pentax KP & iPhone8)
yoshiaki.toma
登る途中にはツリガネニンジンの花と果実。
これは東の積乱雲。
迫力ある雲を眺めるのは醍醐味があり、ワクワクします。雲の下の豪雨を想像しなければですが。
見たかったのは北の雲。更にその東(右方)です。
木立にしっかり隠されていました。でも上部の「かなとこ」部分は見事です。スープ用の深皿のように、すりばち型がしっかりわかります。
吾亦紅(ワレモコウ)。我もこうありたい!と、付けられた名だという説があります。
「吾木香 すすきかるかや秋草の さびしききはみ 君におくらむ」
若山牧水
という歌があり、仲秋の季語になっています。面白い花のつくりをしていますから、接写して観察したいです。
仙人草(センニンソウ)、こちらも果実が出来ると、どこかわびしいイメージがあります。秋と言う、そんな気分に合う花です。今、盛り!
葉緑体を持たず、ススキなどに寄生して暮らす植物。
南蛮煙管(ナンバンギセル)、生活史も宇宙人的ですが、姿も宇宙人です。積乱雲から足元の秋の話です。
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