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キンモクセイとギンモクセイ

〈2153〉

金木犀と銀木犀の話です。この季節、あちこちから金木犀が香ります。橙(だいだい)色の小粒の花が、密に咲いています。金木犀の花は、花季が終わると一気に落花します。木の下がオレンジに染まるほどです。

キンモクセイとギンモクセイ

2020.10.9 kamemushi no amayadori(Pentax KP & iPhone8)

yoshiaki.toma

Image Image 雨の9日、金木犀の葉の中でホソヘリカメムシが雨宿りしていました。たいへん脚長のカメムシです。

Image Image 雨のせいだけでなく、花は次々あっけなく落ちます。

Image Image Image 実は、今回調べてみてわかったことがあります。日本のほとんどの金木犀は雄花なんだそうです。まず、果実は作らず、雄花は開花後あっさり落ちるそうです。キンモクセイはギンモクセイ(銀木犀)から派出した園芸種だということです。

我が家には、

Image Image Image 金木犀の原種、ギンモクセイ(銀木犀)があります。

Image Image Image この白(クリーム)色の、金木犀と同型の花がギンモクセイの花です。香りほのかです。これから庭に求められる香りと色に特化進化させ、金木犀が生まれました。金木犀が「金魚」なら、銀木犀は「鮒(フナ)」ですね!我が家には、魅力的な「フナ」が咲きます。

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