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蓼(タデ)食う虫も好き好き

〈2154〉

家の前に、イヌタデが咲いていました。道端に多く、この時期いろんな所で見付かります。「赤まんま」などとも呼ばれます。花が咲く前に除草してしまえば、来年の開花はありません。周りのオシロイバナも、いつの間にかやって来て育ったものです。

蓼(タデ)食う虫も好き好き

2020.10.7 makiokiba no kadan (iPhone8)

yoshiaki.toma

Image Image イヌタデは一年草なので、来年の保障はありませんが、ここにあっても似合う植物です。ここで呼ばれるイヌタデのイヌは、「役に立たない」の意味と言うことですが。除草作業で、真っ先に取られてしまう草ですね。

Image Image 「蓼食う虫も好き好き」はよく知られた諺(ことわざ)です。このイヌタデによく似たヤナギタデなら、辛味の香辛料として、全身辛いそうです。嗜好品は好き好きで、それを食べる虫もいて、さらに人も食べるのですが、この諺は「好き好き」だということを喩(たと)えています。

Image Image 畑の隅に、赤紫蘇、青紫蘇がありました。

Image Image 青紫蘇(おおば)には早めに花が咲きました。

Image 遅れた赤紫蘇の花は、うちの庭で見つけました。昔、畑から収穫し運んだときの「こぼれ種子」から育ちました。花のあと、赤と青の実を塩漬けし「ふりかけ」を作ろうか。小さな自給自足です。

https://sayamahills.com/2154/