彩雲と半影月食
〈2185〉
https://sayamahills.com/2185/
11月最後の30日、朝から空の美しさに釘付けでした。大気光学現象を招く絹(巻)雲や巻積雲が豊富な朝で、意識しながら太陽周辺を観察しました。
2020.11.30 7h52m niji iro no kumo (Pentax KP)
yoshiaki.toma
予想通り彩雲が現れました。
当日のウェザーニュースでは、巻積雲の中の丸い穴に注目し、「穴あき雲」を紹介していました。 私は時おり見られた「彩雲」にうっとりでした。
太陽に近く、見付けるのには少し経験が必要です。見付けるコツは、予測・推測です。
こんな巻積雲が出ていたら、約束や急ぎでなければ立ち止まり、しばらく太陽周辺の変化を待ちます。
観察地には、太陽を効果的に隠してくれるアイテムを用意しておくといいですね!
青く彩られたうろこ雲。
11月の満月はビーバームーンの愛称があります。ビーバーを捕獲するわなを仕掛ける月とか、ビーバーが冬ごもりする巣を補強するころとか、正反対の意味ですね!あと1時間もすると、月は太陽を隠している地球の影に入ります。
17h24m
上)18h23m 下)18h26m
食最大の頃(18h43m)は、同じ条件で写せませんでした。 彩雲に始まった今日の空、半影月食が締めくくりです。
Pentax KP + SMC PENTAX-F 1:4.5 300mm☆ED[IF]+SMC PENTAX-F 1.7×AF ADAPTER
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