月、木星と土星の接近
〈2196〉
https://sayamahills.com/2196/
12月17日は是非晴れてほしい日のひとつでした。夕刻、接近中の木星と土星の東に月が寄り添ったのです。狭山湖など視界の開けた場所での観望もいいですが、馴染んだ景色の中で馴染んだ天体の接近を観察するのはいいものです。
2020.12.17 jitaku nite (Pentax K1+ SMC PENTAX-FA 1:2 35mm)
yoshiaki.toma
ここまでは相方のスマホの中の画像です。
17時20分ごろまで、空は刻々と明るさと色合いを変えていきます。自然の印象に近づけるためにカラーバランスを調整します。LED照明や水銀灯が入り乱れた住宅地だと、この調整や色被り補正に時間がかかります。
望遠で三天体の日周運動を写しました。月が大きいとこんな画像は残せませんが、この日の月は月齢2.8、木星と土星を際立たせる三日月でした。
広角での日周運動。童話の本のカットみたいな画像が残せました。 屋根の上のピノキオやハリーポッター、トトロがオカリナを吹いているような印象です。X'masなら煙突のそばにサンタクロースがいます。
三天体の接近ショウの幕が下りていきます。実はこの画像にはもうひとつの天体、地球も写っています。 地球と月、木星土星の惑星(衛星)直列でもあったんですね!
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