ISSを追跡
〈2209〉
https://sayamahills.com/2209/
1月10日夜明けのISSは、距離500キロを越えるものの透明度のよい空だったので、拡大撮影を試みました。機材はTAKAHASHI FC76、望遠レンズでのスペックは焦点距離600mm F8 相当です。同じ機材で月齢26.4の地球照も写しました。
2020.1.10 aiyou no bouenkyou (Pentax K1 + TAKAHASHI FC76 )
yoshiaki.toma
観測室から望遠鏡を出して、撮影準備完了。
観測室の照明も落としました。
光跡を捕らえるレンズは、
HD PENTAX-DA FISH-EYE 1:3.5-4.5 10-17mm ED
これも愛用のレンズです。
ISSは、スピカを貫通するように飛行しました。 偶然、暗い流星もありました。
今回撮影したISSです。
近づき過ぎていきました。
細い月になると、影の部分にも模様が見えてきます。こんな月のとき、月から地球を見ると、地球は満月のように明るく見えています。地球に照らされ、
月の影も見えるのです。地球照(ちきゅうしょう)という現象です。 月の輝度差と同じように、ISS(国際宇宙ステーション)という構造物にも輝度差があり、それが小さな点光源に凝縮されているので、ISSの拡大撮影は難しく面白いのです。
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