火星、天王星と月の接近
〈2218〉
https://sayamahills.com/2218/
画像は21日18時55分です。それまでの透明感のある空の中の月のイメージが、急速に悪くなり、眺めてみたら雲が広がっていました。早めに準備したので、薄明の中のタイトルの天体はしっかり観察出来ました。
2021.1.21 18:55 (Pentax K1 + SMC PENTAX-M 1:3.5 135mm etc)
yoshiaki.toma
アストロアーツのステラナビゲーターで、この時刻のファインディングチャートを作りました。
スマホの画面では見難いでしょうが、
しっかり天王星を確認しました。
火星は表面の酸化物で赤く輝き、天王星はアンモニアやメタンの大気で赤が吸収され、青っぽく見えると言われています。火星、天王星、月のコラボですが、ここに記録された三天体は実は、
火星:約4分前の姿
天王星:約2時間30分前の姿
月:約1秒前の姿
なんです。三天体の接近ですが、実は光の速さでもこんなに離れ離れです!
Pentax K1 + SMC PENTAX-F 1:4.5 300mm☆
薄く雲がかかってきました。火星、天王星の観察はこの辺まででした。
雲が広がる前、今年最遠の上弦の月を写しました。
PENTAX 100SDUF + AF ADAPTER 1.7×
拡大しスクロールして下さい。アルプスの谷がよく見えました。長さ約250km、両脇の山岳は標高1800-2400mほどです。ただし、1秒前に崩れているかも知れませんが!
https://sayamahills.com/2218/