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ワタシノマキワリ

〈2222〉

私の薪割りについて紹介します。薪を燃料として購入するなら薪ストーブは贅沢です。森の間伐材や里山管理の仕事に関わって頂けば「自分が汗かいて」人件費を消化できます。私の裏山から薪材を得ることも出来ます。焚き付けの小木は、昨シーズン食べたアイスクリームのスティックが役に立ちますし、大瀧さんから廃材を頂くこともあります。健康なら、薪ストーブは贅沢に「雰囲気」を楽しめるアイテムです。

ワタシノマキワリ

2021.1.23 kanbatu-zai (iPhone8)

yoshiaki.toma

Image このくらいの太さのクヌギが、一撃で割れたときは爽快な気分になります!

Image Image 実際、このときの薪割りは理想的でした。玉切りの木の中心への一撃で、ちょうど真ん中に亀裂が走りました。 数回の打撃で、割れ口が大きく開きました。

Image Image 次の一撃で、真っ二つになった木片が左右に飛びました。

Image Image 二個が三個へ、

Image さらに四個へ。

Image Image うまく割れていくので、太目の木片の皮を剥ぎました。 こうすると、中心部の乾燥が速く進みますし腐敗し難くなります。菌が入ったり虫が付くのは、維管束の部分、年輪の一番外側だからです。

Image この玉切りからは、12本の薪が採れました。

Image 新しく割った薪は右手に、左は昨年この時期に割って乾燥させたものです。

Image Image カシの木も、同じように割りました。二時間で割れた薪が後ろに並んでいます。 私の「万歩計」は、もっと歩きなさいと語りますが、「薪運び」はウェイトを背負って登山トレーニングをしてるのと同じです。

今年割った薪が、すぐ燃料にはなりません。木部の細胞から、水分を取り除きます。この工程には、1から2年程の時間が必要です。今回薪割りで私がひーこらかいた汗は、来年か再来年の冬、薪ストーブの中で燃えた薪が返してくれます。今、かいた汗が数年後の冬、珈琲をのんで「まったり」している私に再び還ってくるのです。

https://sayamahills.com/2222/