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ワタシノマキワリ 3

〈2236〉

この道具は「手押し油圧薪割り機」と言います。薪割りの効率化のために、薪ストーブ仲間が貸してくださいました。仕事の原理を巧みに組み合わせた、道具です。今まで手斧を振って薪作りをして来ましたが、一気に近代化した感じです。

ワタシノマキワリ 3

2021.2.12 shinheiki (iPhone8 & Ricoh GR)

yoshiaki.toma

Image Image 長いアームで操作します。てこの原理の活用です。

Image Image 鋭いスプリット用の歯、油圧のピストンを組み合わせたパワー発揮部分の機構です。 面積の大小、圧力で力を拡大します。10t 近い力で押すことが出来ます。

Image 薪の材料をセットしたところです。

Image Image Image 道具を使い始めて間もなくしたら、機械の匂いに敏感な教え子がやってきました。

Image Image 同じく近所の子も見学に来ました。

Image Image 実は木目の素直な25センチくらいまでの材料なら、あまり力は必要なく、薪を割ることが出来ます。

Image Image 実際に使用中のイメージです。仕事の原理を組み合わせて力を出す道具なので、瞬間に出している力は弱いです。それを持続させるのが「肝」なのです。仕事率の実践です。

Image 直径の小さい材料でも、木目が内部にこんな具合に発達したものは手斧で割るのは大変です。力が内部で分解され木の繊維を壊せないのです。こんな材料も油圧の力で、楽に薪に出来ます。

Image Image 使用規定の大きさを超えた玉切りでも、内部の亀裂が表面の割れでわかるものなら、そこに歯を上手に当てて割ることが出来ました。

Image 道具の導入で、私の薪割り時間が伸びました。手斧や楔の使用で薪を割ると、大きな音が響きます。 手押し油圧薪割り機は、使用のとき大きな打音は出ません。静かなので少し暗くなってまで私の作業時間を伸ばしてくれました。 薪割りは道具にせよ手斧にせよ、体力を使います。今の私の健康維持には重要な日課かもしれません。



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