2月23日の幻日
〈2243〉
https://sayamahills.com/2243/
2月23日、太陽は西側に幻日(げんじつ)を従えて昇ってきました。マニュアルフォーカスにセットして天体撮影用に使っていたカメラを手にして、急いで写しました。残念ながらピントがずれた記録しか残せませんでした。眩しい太陽を電柱で隠す余裕はあったのに残念でした。
2021.2.23 07h05m maboroshi taiyou (Pentax K1 & Ricoh GR)
yoshiaki.toma
撮影のリベンジはすぐにきました。同日16時30分、再び幻日に気が付きました。
荒幡富士山頂で観察。日没時現れた幻日は朝と同じ西側のみでした。
私が見てきた幻日の中で、過去最大の明るさでした。 この日は「富士山の日」でもありましたから、夕日と富士などの観望をしていた人、多くと観察共有出来ていると思います。
太陽の反対には月が見えました。
幻日を引き起こした、巻雲や巻層雲は遠近感を教えてくれました。 青空が理科の時間の黒板(ホワイトボード?電子黒板?)になりました!
同じ幅で平行している雲が、西と東に収束しているように見える現象。 幻日が大気光学現象で引き出され、雲が遠近感の見え方を教えてくれました。
別の場所で17時に観察。もう幻日は見えませんでした。
そのときの月です。同日夜、今度はこの月が光学現象を見せてくれるのです。
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