再び大気光学現象(タンジェントアーク)
〈2251〉
https://sayamahills.com/2251/
3月4日、近くの公園でグラウンドゴルフを行いました。空はほとんど青く、層状の高い雲が帯のようにあるくらいでした。しばらくは地面ばかり見ていました。四つのホールの旗ばかり気にしていました。
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ホールまでの距離を調整すれば、誰とでも勝負が出来ます。
帯状の雲が、太陽にかかり始めました。
予想通り、光学現象が現れました。上部タンジェントアークだと思います。 太陽高度が高いときは、下に弓なりにカーブします。
みんなで「虹だ!虹だ!」と、観察しました。
時計塔の影を見付けました。
暈(ハロ)としても成長しそうですが、帯状の巻層雲ですからサークルにはなりそうもありません。
気がついた時間が10時18分、ここまでで10時24分。太陽と大気の位置関係で、観察できる場所は限られます。
同じ日の午後3時41分。暈が出来る角度の空が明るいのに気がつきました。
午後4時38分、荒幡富士で観察を続けました。 太陽と同じ高さの二箇所は、幻日と言えるでしょう。
太陽の東側の光芒は、少し色があり淡い幻日になっていました。
東の空、ちぎれた雲が移動いています。積雲が密にならないように行進していました。
再び西の太陽。真綿の光は夕方の暗い雲に隠されていきます。 タンジェントアークも、暈も幻日も天気は悪化する兆しですが、とても不思議な美しい舞台を観たような気分です。 はたして、、、これを書いている3月5日、午後にはパラパラ雲から水滴が落ちて来ました。
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