黒いキノコと黒い粘菌
〈2256〉
https://sayamahills.com/2256/
集めた炊き付け用の小枝の中に、不思議な粒々を見つけました。乾燥した枝の股に黒い菌類が付いていました。
2021.2.25 tada no nenryou (Ricoh GR & LEICA 4E)
yoshiaki.toma
この正体は、クロコブタケというキノコの一種のようでした。
これが謎の粘菌らしきものです。カシの原木の中に空洞があり、そこに白い変形体と黒い子実体のようなものが付いていました。 変形体は活動を休止した休眠体(菌核)のようです。
静かに、ブロックを小さくしていきました。
休眠中とはいえ、生き生きとして白さには艶がありました。
以後、小さくした資料を LEICA 4E という双眼実態顕微鏡で観察しました。
黒い粒々はクロコブタケというキノコに似ていますが、大きさはその1/10くらいです。 黒い子実体だと思われます。
休眠体?条件がよくなれば活動するのでしょうか。
子実体?内部に胞子が残っているでしょうか。
休眠体(菌核)の付いた小さなブロックを飼育したら、さらに情報は得られるのでしょうが、、、 なんとなく私の好奇心は、この辺までの観察で満足しています。資料箱の中で、変化が起きることを期待して蓋を閉じることにしました。
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