雲と細い鎌の月
〈2351〉
https://sayamahills.com/2351/
8月6日、立秋前日の雲。さくらタウンは夏雲が似合います。夏の雲は重そうでも、大きな上昇気流の力で軽々浮いているように見えます。
2021.8.6 iwayama no kumo (Pentax K1 & iPhone8)
yoshiaki.toma
岩山のような建物に、雲が似合います。
ここに「よっとこ」という、所沢の関連商品を集めた施設があります。
西所沢の山田珈琲焙煎所の「所沢の森」という、ドリップ珈琲の納品のお手伝いをしました。 一杯分で5円、自然を守るナショナルトラストに寄付されます。
どの季節の積雲より、重そうな感じがします。 それが浮いているのが夏の空です。
同じ日の夕方、面白い雲がありました。虫が這ったよう空が透けて見える雲です。 これは過冷却の雲の中の水分が、周りを巻き込んで凍り、落ちて抜けた空間のように見えます。 一種の「穴あき雲」かも知れません。この撮影が6日17時02分、24分後の雲は、
もっとはっきり構造がわかるようになりました。周辺で雲が生まれ、かつ消えていく部分もあると言うことでしょうか。同時に相反する現象が起きたのでしょうか。不思議です。
立秋、7日の夜明け。
月齢28.4の細い鎌の月の北西(右上)に、ポツンと星が見えました。
ステラナビゲーターという、天体シュミレーションで確認してみました。 撮影の前、3時55分に月の影から出現した「ふたご座 κ 3.57等星」でした。 (この二枚はPCソフトで作製した星図です。)
ノーチェックの天文現象でしたが、むしろ「発見!」の醍醐味を感じました。 あらかじめ計算されている天文現象の「確認」より、自ら発見した現象を独り占めした気分です。 旅の名所めぐりより「発見」の旅の楽しさです。
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