おはながまいごです

機関車プランターの石炭車の前にピンクの花が咲いていました。このプラントの維持は水が大切で、カラカラの猛暑日が続いたとき、かなり消耗しました。「ごめん！」と謝って水やりしました。少し前のさらに続いた長雨で持ち直し、やっと二番目の花が咲き始めていました。

2021.8. saraware mashita (Pentax KP & iPhone8)

yoshiaki.toma

18日の夕方の点検で、元気に咲いていたのを確認しています。 19日朝、信じられない景色を見ました。 なんど見てもこの景色でした。

この客車プランターには、左右の葉を楽しむ植物の間に、白い花を添えていました。

これを知って、寂しく悲しく思う人は、普段この花壇で汗をかき手入れしている私たちだけではないでしょう。小さな子も小学生も悲しんで、子供たちは正義感からこの景色にした人に怒っています。

ピンクの花があったところに、ポーチュラカを差しました。 仲間を心配している花壇の家族です。

気持ちを届けたいので、この花壇を楽しんでいる方たちにもお知らせすることにしました。 花壇仲間が一生懸命考えたメッセージです。

でも、

この花壇には、ご近所の方から寄付された備品も多いんです。 つい先日も、帆立貝の貝殻がそっと寄付されていました。 この「ありがとう」も、私たちからのメッセージです。

この景色に購入品はありません。珈琲豆輸入の麻布も手作り鉢も額プランターの材料も、 プラントも頂いたものなんです。ここは「ありがとう」の花壇です。気持ちを落ち着かせれば、ここは「悲しさ怒り残念」より、「ありがとう」の気持ちが似合う花壇です。

よく遊びに来るツマグロヒョウモン。

ここを楽しんでいるのは、人だけではありません。

「おはながまいごです。 かぞくがしんぱいしています」

心配しているのは私たちだけではありません。花壇に関わる生きものすべての心持ちです。

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