モンキクロノメイガの美しさ
〈2390〉
https://sayamahills.com/2390/
9月24日、朝の畑観察で赤紫蘇(アカジソ)にコーディネートされたような蛾がとまっているのに気がつきました。。赤紫蘇は、青紫蘇と共に今開花の季節です。この小さな蛾、お似合いだと思いませんか。
2021.9.24 6:50 murasaki no bijin (Pentax K1)
yoshiaki.toma
朝露の紫蘇の葉の上で、ジッとしていたメイガ。
観察の為、葉を指でつまんでもずっとモデルを務めてくれます。
モンキクロノメイガ(オオシロモンノメイガと言う種のようです。これより以下の種名を訂正しました。ATSさん、ありがとう!)、小ぶりですが綺麗な蛾です。一瞬、どちらが頭部でも似合いそうなデザインだと思いました。 触覚も身体のラインに沿って、隠していますから、この前後不詳に感じさせるデザインは「擬態」の進化の一つかも知れません。
赤紫蘇の巨木?、青紫蘇に比べ香りが薄いので、薬味の利用もされないまま大きく育ちました。香りは青、色付けには赤ですね。オオシロモンノメイガ、ポツンととまっています。
24日、朝の月。ぐるっと周って、今夜現れたら「居待ち月」です。
28日、朝の月。明日(29日)が下弦の月です。
家で除草されず残ってしまった仙人草(センニンソウ)、一般にははびこる除草対象の草ですが、適量なら秋の訪れを感じさせる綺麗な花だと思います。別名ウマクワズ('馬食わず)、馬や牛さえ食わない毒草、ときに汁で炎症を起こすそうです。
センニンソウもオオシロモンノメイガも、見方やタイミングで、とってもチャーミングな自然の仲間です。
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