ヤモリの越冬小屋の製作
〈2399〉
https://sayamahills.com/2399/
冬場の自然観察で、雑木林の樹木のネームプレートなどひっくり反すと収穫があるときがあります。越冬中のヤモリなどがピッタリくっ付いているのです。狭山丘陵いきものふれあいの里センターには、積極的にヤモリの越冬を助ける巣箱のような小屋が設置されています。
2021.10.1 ima wa akiya (iPhone8)
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これをモデルに工夫しました。内部の越冬板4枚を、二枚にしました。ヤモリの持っているテリトリーの習性から、今までも越冬して2頭までだと聞きましたので、内部に2枚とし。全体の幅を短縮しました。 板を取り出して、清掃し易くしました。(清掃は私たちの仕事です!)
このバルコニーの窓にはり付いていたヤモリが、越冬に小屋を使用したようだとお聞きしました。 我が家ではかなりのヤモリが、ストーブやお風呂の炊きつけ用の「薪」の間で越冬します。 雨戸の戸袋や、室内のクッキーの空いたスチール缶の中で越冬した子もいましたが、戸閉めで圧死したり閉まってしまったスチール缶の中から、春になっても出られない犠牲者もいました。
製作には、側面を自然の木目が目立ち廃材風の材料を。 前後と屋根は、綺麗な西川材の壁板を使いました。
こんな感じに組み立てます。
点検扉の開閉は、皮の端切れを利用しました。
出来上がった小屋の外観です。殺風景です。野鳥の巣箱は、丸い穴だけでもチャーミングですが、、、
自然科学シリーズのイモリとヤモリのフィギアを持っています。これを貼り付けるとお洒落ですが、ヤモリの縄張り意識から逆に避けられてしまうでしょう。
越冬板の仕切りは、カセットスライド方式です。 前面上部と後ろの下部に、幅1cmほどの出入り口が作られています。
やはり殺風景な小屋になったので、側面は焼いてみました。
一品一品、少しづつ改良し製作中です。さてこの冬、入居者がいるか今からワクワクしています。 トウマ・リバブルです。
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