月と水星の接近

11月3-4日、夜明けの天体観望を行いました。3日は地球照を、4日は月と水星が接近した姿を観たまま、夜明けを迎えました。その後は撮像した画像の確認と、コントラストを上げるなどの処理を行い、朝食の時間になりました。

2021.11.3 4h50m yoake no tuki (Pentax K1 + SMC PENTAX-A ZOOM 1:4 70-210mm)

yoshiaki.toma

月が出る場所も、水星が出る場所も、目印が多く観察しやすいです。

地球に照らされた影の部分がわかります。細い月のときは、夕方でも明け方でも観察出来ます。 これを観るだけに「双眼鏡」を準備してもいいですね！

3日は月はクリヤーでしたが、水星出現場所に雲がありました。水星確認出来ず。 ある彗星（水星ではなく彗星です！）を観察に群馬の内山牧場に出かけ、空は快晴でしたが、彗星のある場所だけポッカり雲に隠されていたことがありました。

4日5時18-22分、月と水星が寄り添う日です。前日より条件が悪く、出現場所を雲が覆っていました。

5時27分、水星は雲から、月は木立から出現しました。

この景色を数日指折り待っていました。

雲が多い東南東の地平でも、「そこだけ」雲が無いなんていうことがあるんですね！ 月は8日の昼間、金星と重なります。

5時50分太陽が出る方向です。月と水星の接近観察を、やきもきさせた雲ですが、今度はきれいな朝焼けを彩（いろど）ってくれました。

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