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環天頂アークとISS

〈2431〉

11月18日朝、環天頂アークを観察しました。同夕方、国際宇宙ステーションの飛行も観察しました! まず朝7時58分、線状に雲の無い部分がありましたが、航空機が消したのか、それより前の観察が無く不明でした。この部分で直線的な下降気流が起きていたとも考えられます。

環天頂アークとISS

2021,11,18 naze kumo ga nai? (Pentax K1 & iPhone8)

yoshiaki.toma

Image 7時59分、北の空には一面巻層雲か巻雲が拡がっていました。 こんな雲があるとき、大気光学現象の期待がかかります。

Image あれ?8時00分、筋状に雲の無いところがあったのに、なんとなく繋がっていました。 たった2分間での変化です。空が動いています。さらに矢印のところが彩雲になっていました。

Image 8時01分、別のところで観察。太陽からの離隔も大きく、太陽の反対側に反(そ)った環天頂アークが出現していました。

Image Image 逆さ虹とも言われる、大気光学現象です。

Image 巻雲に重なるように見えるのは、この雲の小さな氷晶がこの現象をつくっているからです。

Image Image 8時19分、現象は淡く見難くなりました。精査すると、環天頂アークと暈(ハロ)がわかりました。

Image 8時44分、荒幡富士。

Image Image よく観ると、まだ光学現象は残っていました。

Image Image 10時18分、公園から見た空。環天頂アークは朝夕に観察されることが多いです。 出現は年に数回くらいでしょうか。空のショーは終りました。

Image Image 11時13分、空全体に雲がかかりました。見上げたときに電線に沢山のスズメ発見!

Image Image 同じ日の夕方、南西から東に向かって国際宇宙ステーションの飛行が観察されました。 宇宙のショーの開幕です。 昼間の空、青空の幻想的な光学現象。夕の力強い人工天体の光跡。 「空」がグッと身近に感じる一日でした。

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