Cold moon & ISS
〈2449〉
https://sayamahills.com/2449/
12月19日、今年最後の満月です。2021年12月のフルムーンは、地球から一番離れ(小さな)満月になりました。とても寒く、まさにネイティブアメリカンが名付けた「Cold moon」でした。翌日の夜明け、ISSの飛行も観望出来ました。
2021.12.19 suteki na keshiki (Pentax K1)
yoshiaki.toma
12月の満月、Cold moon !
今年の地球最遠の満月。朝、会った小学生が「昨日の満月は小さかった」と言っていました
月の観察には、TAKAHASHI FC76 を使いました。 もう40年くらい前、私が初めて自分で働いて得たお金で購入しました。 1986年のハレー彗星観察にも、付き合ってくれた愛機です。
さて、天体現象の観察が続きます。20日、5時35分には国際宇宙ステーション(ISS)が、日本列島太平洋側に寄り添う、沖縄から北海道までの飛行を眼視出来ました。
搭乗中の前澤友作さんは Twitter に、
「あっという間の宇宙での12日間でした。このあと宇宙服に着替えてソユーズ宇宙船に乗り込みます。ISSの日本上空通過は日本時間朝5:35頃。ちょっと朝早いけど見上げてみてね。その後ISSから離れ、カザフスタンの野原に約7時間後の日本時間昼12:13頃にパラシュートで着陸します。それでは帰ります!」
と、投稿していました。
見え初めて2回、見送る頃1回のフラッシュ増光がありました。 ISSのどこかに当たった太陽光が、反射したようです。
Cold moon の12月、しかし明け方の夜空は「春」の景色でした。 北斗七星の柄杓のカーブから、うしかい座のアルクトゥールス、おとめ座のスピカ、そしてカラス座の四辺形が、幻の春をつくっていました。
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