雲とプレアデス星団

４月１０日、金星とプレアデス星団がどのくらい離れたのか観察しました。金星は４月２８日に最大光度（-4.5等）となり、５月１３日の留まで、星々に対しては東に離れます。６月になると地球、金星、太陽と並んで（内合）以降は明け方の空で見えるようになります。この日は雲がよい脇役でした。助演男優？賞ですね。

2020.4.4 saidai sekkinno koro Pentax K-1 ＋ SMC PENTAX-A 1:4　２００ｍｍ

yoshiaki.toma

最近使われている人と人の間隔、ソーシャル・ディスタンス。金星と星団も４日の最接近と比べると、程よい間隔をとっているようだ。金星のそばに僅かな雲。

実はこの日は雲が流れていて、プレアデス星団も薄い雲に浮かんでいる小船のようでした。

雲が行くのを少し待って、再び観望。

雲が去っても、この場所では次のアングルジャックが！少し風もあり寒かったので、私も撤退。７月になると、明けの明星になった金星が、今度はヒアデス星団の中に入り、アルデバランに接近します。

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