8月の新月はビンゴ！

明け方の月は好きです。夕方の月は慌ただしい時間に出会うことが多く、まだその日の生活感を引きずっていて落ち着きません。明け方の月は、その日が始まる印象的な風景の中にあります。最大の難点は、寝過ごすことです！

2020.8.17 4h30m maniatta (Pentax K-1)

yoshiaki.toma

東の空が明るくなると、カラスたちの出勤が始まります。記憶では我が家では、南東から北西に一番カラスが飛ぶのですが、待っていたらこの日は北西から南東へ、住処と出勤先が変化したのだろうか。

8月17日、月齢27.4。さて、月齢27.4がどんな意味を教えてくれるだろう。

友人から知らされた星占いのサイトに不思議な文面があり、改めて月齢を考えてみました。

「8月19日に起こる獅子座新月は、なんと天頂（ＭＣ）で起こります、、、」

意味不明なことがサイトにあったのですが、これをきっかけに「月齢」について私の疑問を調べてみました。まず、月齢数字は「新聞」「カレンダー」「天文雑誌」などで小数点以下がまちまちの数字です。19日、読売新聞の月齢は正午（午後0時、昼間の12時）表示で、0.0です！これが星占いの「なんと天頂」に繋がるのでしょう。私の使っている天文カレンダーでは0.4、天文雑誌２誌が0.0です。

新月が月齢0.0は変動ありませんが、新月になる時刻はまちまちです。たとえば深夜25時に起きることもあれば、夕方5時30分のこともあります。それを表示時間に合わせて数字に換算するので、少数点が付きます。なので、

新月、月齢0.4も表示時刻の換算で決まったのです。ちなみに月の満ち欠けの平均日数は29.5日です。

星占いのサイトの「なんと天頂」という表現は、天文上不明ですが、毎日の月齢表示時刻と実際に新月になる時刻が一致したと言う、スッキリした新月であるとはいえます。2020年8月の新月の日、ラッキーな一日になったでしょうか？

https://sayamahills.com/2116/