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2月の十五夜、満月

〈2247〉

十三夜から二晩、26日の月が十五夜の月です。くっきりまん丸の、、、ではなく薄い雲で拡散されたおぼろな感じが、十五夜のお月様になりました。

2月の十五夜、満月

2021.2.26 awai tuki (Pentax KP)

yoshiaki.toma

Image Image おぼろな雰囲気の滲んだ月。

Image しばらく空の状況は変わらず。小正月の月はこのように昇っていきました。

Image Image 翌27日、いよいよ満月です。

Image 月で適正露出にしてみました。

Image 満月が昇っていきます。アメリカ先住民は「スノームーン」と呼びました。 電線がこれほど多いとはびっくりします。これでは「ワイヤームーン」です。

Image Image Image 地球の周りを廻る月の公転周期は29.5日です。ほぼ半分の月齢14.75が満月です。旧暦では新月の日を1日で数え始めるので、15日目が十五夜になります。三日月とか十三夜、二十三夜などの区切りは一日単位で刻みます。

月は地球の周りを楕円軌道で公転していますので公転速度は変化します。満月は、月と太陽が180度離れた瞬間となります。月齢でいうと、およそ13.9日~15.6日になります。

2月25日(月齢13.3)、26日(十五夜/月齢14.3)、27日(満月/月齢15.3)。ややこしいですが、満月の月齢は14.75だと説明しましたから、26日ではまだ僅かにほんの僅か足らず、本2月は27日が「満月」とされます。ただ実際に観察し、撮影したら「26日も27日も、満月みたいじゃん!」 となりました。

さらに説明は複雑ですが、月齢はその日の正午表示が多いです。私はもちろん月が昇ってから晩に撮影していますから、実際の瞬間の月齢は進んでいます。夜8時の観察で月齢は、0.3進みます。ほら、26日十五夜でも満月みたいじゃん!

Image これは27日の満月です。白い地中海のホテルに昇った、あるいは明るい雪山に昇った月に見えませんか? 月齢15.3のスノームーンが昇っていく景色です。

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