元気なキノコ
〈2095〉
https://sayamahills.com/2095/
20日以上の降雨続き。日差しがあったわずかな日にも、必ず雨は降っていました。森はいつも以上に湿った空気に満ちています。玄関にあるプランターにキノコが生えたので、きっと裏山にも「何かあるぞ!」と行ってみました。
2020.7.27 simetta kuuki (Ricoh GRDⅣ)
yoshiaki.toma
27日、ヤブランが咲きそうでした。
やはり変なものがありました。
白いサンゴのようなキノコです。
木部ではなく地面から出ていました。形状からカレエダタケのようです。先端は小さなヒレのある指みたいです。とさか状とも表現するようです。隣に少し黄色い子実体(しじつたい)がありました。多分、カレエダタケだと思いますが要観察です。
そもそもこんなキノコを見たら驚きますね!
それが玄関先なら尚更です。26日、白っぽい卵みたいなのがここにありました。注視しなかったのは失敗でした。子実体が開くところをたった数時間で観察できたのに。既にぱらぱらとヒダが朽ちはじめていました。
調べてみたら南方系で国内の自生キノコではないようです。プランターの土に発生は多いようで、毎日水が必要な鉢などに現れる「コガネキヌカラカサタケ」のようです。この雨の日々が発生を促進させたのでしょう。
朽ちていくのも早いキノコです。
翌日は破れ傘のようでした。破れ唐傘ですね。次の発生が楽しみですが、一方でカラッとした夏模様の天気を望んでもいるんですがね。
さて続編です。カレエダタケの紹介のところで子実体だと思い観察を続けようと考えていたイガイガ。翌日観察したところ、これはクヌギの実生で、熟す前に落ちてしまったドングリのようでした。さらに、カレエダタケは消えていました!動物に食べられたのだろうか?結局、宿題って残るんですね。
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